早朝8時、依頼者の元に着きました。
温かく迎えいれてくれました。
神具を一式、部屋の中に入れた時、もの凄いドブのような霊臭がしました。
こんなに臭いのは、なぜですか?
と思わず聞いたのですが、全然匂いませんけど。。。
と言われます。
家に入った瞬間、聞かずとも、すぐに神棚がある部屋が分かりました。
すると、神棚に、真っ黒の猫顔をした大きな存在がいました。
そして、私に語りかけてきます。
【殺してやる。殺してやる。絶対に殺す。】
物凄い霊力です。ビンビン感じます。
依頼者に、こいつは邪神中の中でも非常に強力な邪神です。
私が今から鳴釜神事で抹殺しますから、私の後ろで正座して、私が勝つように祈っていて下さい。
と言いました。
早速、鳴釜の準備をしていると、胃に激しい激痛が起きます。
次に、喉に突き刺してきます。
激痛です。
次は股間に激痛が走ります。
また、次に頭がガンガンしてきます。
全部、この邪神の神通力です。
早速、本番を開始しました。
白龍が邪神の首に巻き付き、縛り付けています。
そんな状態でも私に竹刀で、身体中をバシバシ叩いてくるような痛みです。
本当に痛い、お経が中々、読めない。
非常に焦りました。
次から次へと身体に激痛が走ります。
これは、並の霊能者なら殺されて当然やな。
と正直思いました。
依頼者の方は、大丈夫ですか?
と心配そうに声をかけて下さいましたが、
大丈夫、気にしないで!と言い、腹を据え、戦う為にアドレナリンを出しまくり、喧嘩上等の精神で、
鳴釜に法力注入を始めました。
邪神は、【死ね❗️死ね❗️死ぬ❗️死ね❗️】
連発してきます。
しかし、私もアドレナリン全開、霊力全開で、
その与えてくる激痛に慣れました。
中臣祓いを何発も拝みます。
霊視をすると光と火炎が見えます。
白龍が言います。
「法力が全然足りん!それでは抹殺出来ん!死ぬ覚悟で全力で不動経を拝め!」
私は、仏説聖不動経を全身全霊で拝みました。
相変わらず、次は心臓に激痛を与えてきます。
思わずお経が止まります。
白龍が言います。
「フーマン!大丈夫だ!全力で続けろ!」
と言います。
私は、死ぬ覚悟をしました。
ただ、こいつも道連れにしてやる、と思いました。
聖無動尊大威努王秘密陀羅尼経を拝みます。
釜を霊視します。火炎からマグマが噴出してきました。
又、不動経に切り替えます。
身体の痛みには、耐えれるような精神状態になっています。
私は叫びました!
「真願(白龍の事)、もう行けるやろぉぉぉ‼️」
すると、真願は、「後、もう少しだ❗️中臣祓いに切り替えろ❗️」言ってきました。
邪神は相変わらず、【死ね❗️死ね❗️死ね❗️】と叫びながら、私の心臓に再び、激痛が起きますが、
「もう、慣れた❗️抹殺されるのは、お前じゃぁぁ❗️」と言い放ち、鳴釜を霊視するとマグマから上空に向かって、綺麗な白い光の柱が立っています。
もう、私は限界に来ていました。
その時でした。
真願(白龍)が、「よく頑張った!フーマン!では抹殺する❗️」
と言い、鳴釜に、その邪神をぶち込みました!
ギャーーーーと叫び声を上げながら邪神は抹殺されました。
加持祈祷時間、2時間半。。。
修行の成果です。
もし、これまでの半年の過酷な修行をしていなければ、私も殺されていたでしょう。
5分ほど、放心状態になりました。
もうフラフラです。
依頼者に、無事に終わりましたよ。
と言うと大喜びしている中、私はキツく言いました。
貴方から出てる波長、強欲が、招いた結果です。
と言いました。
すると、反省しますと深妙な表情に変わりました。
そして、次から次へと注意するところが沢山あったので、それを告げると、
分かりました。有難うございます。
と素直に聞き入れて下さいました。
そして、大神神社の大神様を祀りたいと言うので、
真願(白龍)に聞くと、オッケーサインが出たので、
私が大神様に頼んで上げますから、貴方は大神神社に電話して、お札を送ってもらって下さいと言うと、
いえ、直接、参拝させて頂き、祈祷札を頂きます。
と言います。
私は、「それは素晴らしい心持ちです。
大神神社の祈祷札を祀ったら私に連絡して下さい。
どんな眷族神が守護神になったか霊視して、お伝えしてあげます。」と言いました。
3週間後、連絡が来ました。
無事、神棚に祈祷札を安置しました。
と言ってきましたので、早速、霊視をしました。
大きな大白蛇霊です。20メートルはあります。
力の有る事は、ビシビシ感じました。
個人が祀るには十分過ぎるほどの守護神です。
本当に良かった。
そして、この方の長男の耳鳴りも治りました。
しかし、この加持祈祷はエグかった。
【これ以降、約300件ほどの加持祈祷を経験しましたが、この加持祈祷の辛さを超える案件には出会いませんでした。】
総裁 フーマン 拝