真願(白龍)が言ってきました。
「良かろう。勝負じゃ❗️」
私には勝算がありました。
白龍と言えど、魂は真っ白ではない。
多少は穢れている。
そこを攻めて、浄化させれば、白龍は天人になる。
神通力も無くなり、天に戻る。
大神様から授かっている神剣と、中臣祓いのみで、
戦う。
早速、真願(白龍)から攻めてきました。
首を締め付けてきました。
息がなんとか出来るほどの強さです。
神剣で切り落とします。
しかし、すぐに再生を起こします。
中臣祓いを永遠に拝みました。
真願は非常に苦しそうです。
しかし、すぐに反撃をしてきます。
強力な胃痛を起こしてきました。
私は思わず吐きました。
それを何発を放ってきます。
嘔吐の嵐です。
それでも立ち上がり、中臣祓いを拝み続けます。
再び首を締め付けてきます。
そして股間にも激しい激痛を起こされました。
悶絶です。
しかし、なんとか神剣で切り落とします。
中臣祓いを拝み続けます。
又、苦しそうにしています。
が、しかし、再び反撃を放ってきます。
これを永遠と繰り返してきました。
まさに今まで、加持祈祷をしてきたが、
真願(白龍)レベルの邪神はいませんでした。
私は鳴釜を使って、法力を入れ、攻撃を試みましたが、
何と、鳴らないのです。
真願(白龍)が神通力で抑え込んでいるのです。
気付いたら、朝から始まって、夜になっていました。
胃が痛く、何も食べたくありません。
というより、食べれないのです。
水だけで満腹に、寝ようと思いましたが、真願(白龍)が話しかけてきます。
永遠と語りかけてきます。
うるさくて、疲れているのに眠れません。
これが真願(白龍)の狙い、勝算だったのです。
上等やと思い、再び戦いました。
これが毎日、毎日、続けました。
気付けば2週間は経っていました。
2週間、人間が寝ない、食わないと、どうなると思います?
とんでもない異常な辛さです。
それでも戦い続けましたが、勝負は全くの互角です。
真願もかなり苦しんでおります。
もう私には思考回路は無くなり、
水分を取る事はおろか、食事をするなど思考できないのです。
まさに激しい断食行です。
ただ、真願(白龍】を倒す。絶対に負けない。。
その意思一本だけで戦い続けました。
しかし、3週間ほど経った頃、私は心身の限界を超えて倒れてしまいました。
なんとか這いずり、スマホから救急車を呼びました。
玄関の鍵を開けようと近くまで這いずり、何とか立って、鍵を開けて、その場で倒れ込み意識が無くなりました。
目が覚めた時、点滴をされていました。ここはどこ?と思い、ナースコールを押しました。
すると看護婦が。。
やっと起きましたね!
丸三日間寝ていましたよ。
今から先生を呼ぶのでお待ち下さいと言われました。
先生が来て、診断の結果は【極度の過労です。いったい、ここまで体調を崩した原因はなんですか?】
と問われたので、仕事が忙しすぎて。とサラッと流しました。
一週間で退院出来るのと、外出は自由との事だったので、金と健康保険を取りに家に一旦帰り、私はホッとしました。
飯は病院食だけではなく、コンビニでも食べるものは買いあさり、体力の回復に全神経を集中しました。
カレンダーをみると、約3週間、真願(白龍)と戦ったのだなぁと思い、まだ負けてない。退院したら、
今度こそ、倒してやろうと思いました。
入院中は、真願(白龍)は何もしかけてきませんでした。
フェアなヤツやな。と思い、ある意味、見直しました。
そして無事、退院後、再び、真願(白龍)との勝負が始まりました。
総裁 フーマン 拝