この案件は、私が今でも印象に残ってる加持祈祷時代の話です。
ある女性から連絡があり、神霊を祀りたいと言います。
その時でした。私の胸を激しく叩く音が。
ご先祖様方の訴えです。
さらに、次の瞬間、私の右手に激痛がありました。
邪神、邪類の類と推測しました。
私は、この女性に、何宗で祀っていますか?
と聞くと、聞いた事もない新興宗教で供養していると言います。
私は、ご先祖様方が安定して、成仏出来ていませんと伝え、元の宗派に戻してからやなと言い電話を切りました。
その三日後、両親が高熱を出して、酷い状態で、私も身体中が痛いと言います。
これは、ややこしい案件やなぁと思いました。
神棚には、何のお札を祀っていますか?聞くと、
次から次へと、7個もお札を安置していると言います。
邪神の住処にしたら、もってこいです。
真願【白龍】が行ってやれというので、高知県まで行きました。
現場に着き、女性が迎えに立っていました。
気遣いの出来る女性やなと思い、家屋に入ると、
臭い、臭い!なんや、この霊匂は??
臭くないですか?と聞いたら、何もわかりませんと言います。
その瞬間に、又、私の手に激痛が!
上等や、今に見とけと言って、まずは、ご先祖様の供養に入ります。浄土宗と言うので、護摩供養にして、
法力を入れます。お経を唱えます。
御先祖様に謝りました。
【◯◯家の御先祖様!今まで辛かったでしょう!
申し訳ない。ただ、この家族の両親は、良い事と思って信仰宗教に入ったんや。その気持ちだけは、組んでやってください!!こうやって護摩供養をしています!どうか楽になって下さい】と言った瞬間、
炎の立ってる線香護摩に、黒くて丸い牙がある存在が暴れて遊んでいます。
私は焦りました。こいつ、護摩の力を超えてる!!!
御先祖様供養を一旦、中断し、この邪神を鳴釜で抹殺する事にしました。
【真願、捕まえろ!】
【動きが早い!!!】
真願が、ようやく、捕まえました。
【お前ごとき、鳴釜で終わりや!】
と言った瞬間、手と喉に切るような痛みを、出してきます!
【ふん、この程度の攻撃力か!お前は抹殺や!!】
真願【白龍】が言います。
【早くしろ!フーマン】
釜を焚きます、法力を入れます。
不動経を上げます!霊視をします。まだまだです。
又、喉を突き刺してきます。
一瞬、うずくまりました。
すぐ状態を起こし、
聖無動尊大威努王秘密陀羅尼経を上げます!!
霊視をします。マグマ化になっております!!!
洗い米を入れます。
【真願!!今や!!】
【よっしゃあ!!!】
釜にドカンと打ち込みました!
音は重厚で低音で、長い間、鳴り続きました。
真願【白龍】、【抹殺完了!】
次に、御先祖様の供養です。
線香護摩ではなく、鳴釜で謝罪の意の釜焚きをしました。
大きな音が部屋中に振動しています。
【御先祖様方、ロウソクの形で現れて下さい!】
現れました。安定出来たなら、一本のロウソクになって下さいと言いました。
一本になりました。
ハァ〜やれやれです。
私は、この女性に言いました。【元の宗派に戻して、
お坊さんにお経をあげてもらうこと。
もちろん、自分達も拝まんでいいけど、
毎日、手を合わす事。
神棚は空っぽやから、全て処理する事!】
と言った瞬間、【お札を捨てるのが怖いです。】
と言います。
私は神棚の中のお札を全部、ちぎって、ゴミ箱に捨てました。
【アンタ、ええがげんにしなあかんで?
どれだけ強欲なんや。次から次へとお札ばかり購入して!こんなんじゃ、神様は守護神になってくれへん。
祀る対象は、一つの神社のお札のみ!!
分かった?】
【分かりました。有難うございました。】
うん、素直さは持ってる女性やなと思いました。
翌日、連絡があり、両親が平熱に戻り、
私も身体が楽になったと言います。
それは、良かった!!と言ってると、
大神神社の祈祷札を頂いて、守護神を祀りたいと言います。
遠いから、電話したら、送ってくれるよ!と言ったのですが、車で直接行きますと言います。
私は大神様に、報告をしました。
すると、【良い事だ!!後は任せろ!】
と仰って頂きました。
しばらく経ってから、連絡がありました。
無事、祀る状態にしてあります。と言います。
私は早速、霊視をしました!
大きな白龍です。50メートルはあります。
私は内心【おい、おい、こんなデカい力のある存在を粗末にして、祀らなければえらい事にらなるぞ。
この女性は大丈夫?真願【白龍】?】
【大丈夫だ!改心もしてるし、しっかり祀って現世御利益も、もらえるだろう!】と言います。
私は、その旨と、この女性の為に、キツいほど、
様々な注意事項を進言しました。
【大丈夫です!!】と明るく元気に返ってきました。
まぁ、今回の流れは、これは、これで良かったです。
が、あの邪神が線香護摩の中に入って遊ばれた事に、
落ち込みました。【修行が足らんのやな?真願?】
すると、【いや、あいつが強かった!それだけじゃ!
気にする必要はない!!】
真願【白龍】は、優しいなぁと思いました。
翌日から鬼神のごとく、線香護摩の修行をやりまくりました。
総裁 フーマン 拝